ホンダの本気度伝わる戦略車「ヴェゼル」 狙うはトヨタ「プリウス」の牙城

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    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140116-00000501-san-bus_all ホンダの本気度伝わる戦略車「ヴェゼル」 狙うはトヨタ「プリウス」の牙城

    ホンダの本気度伝わる戦略車「ヴェゼル」 狙うはトヨタ「プリウス」の牙城

    産経新聞 1月16日(木)6時0分配信

    ホンダの本気度伝わる戦略車「ヴェゼル」 狙うはトヨタ「プリウス」の牙城

    上品にまとめたヴェゼルのインテリア(写真:産経新聞)

     平成25年に「アコード」、「フィット」、「オデッセイ」、「N−WGN(ワゴン)」と立て続けに新型車を発売したホンダ。新車攻勢の1年を締めくくる“トリ”のクルマとして、同社が12月20日に投入した初の小型スポーツ用多目的車(SUV)「VEZEL(ヴェゼル)」は、量販車種ながら高級車技術が惜しみなくちりばめられていると評判だ。ハイブリッド車(HV)も取りそろえた新たなライバル車種の販売動向を競合他社も注目している。

     「何も決まっていないけど、小型SUVをつくるからよろしく」。約3年前、北米の主力セダン「アコード」の開発を手がける本田技術研究所の板井義春主任研究員のもとに、上司の坂内房尚執行役員(現・南米四輪生産統括責任者)から一本の電話がかかってきた。

     「当時は、全面改良に向けたアコード(昨年6月発売)の開発を進めていて、最後までやり遂げたいとの気持ちが強かった。だが、『小型SUVは面白い市場がありそう』と気持ちを切り替えた」と板井氏は振り返る。

     アコードでは、保守的、伝統的な印象の強いセダンという制約の中で、革新さをどれだけ打ち出せるかが最大のテーマだった。その点、初挑戦の小型SUV開発では守るべき制約が何もない。板井氏は、フィギュアスケートにたとえ、アコードの開発を「規定演技」、ヴェゼルの開発を「自由演技」と表現する。「好きなことをやってやる」との思いを強めて、開発に挑んだ。

     ただ、この自由演技には、世界戦略を担う量産車として小型車「フィット」、「シティ」とともに、世界で「年間計160万台を売り上げる」(伊東孝紳社長)という高い目標が課されていた。板井氏は自らの足で欧州、アジア、中国、南米、北米と、すべての販売地域を回り、情報収集にあたった。

     すると、都市部を少しでも離れれば悪路となる新興国では、車高の低いセダンは「車体を傷つける」として敬遠されることが分かった。逆に車高が高いSUVは、目線が高いため、ユーザーは優越感を持っていた。

     このため、開発チームの部屋には、(1)ハイグラウンドクリアランス(地上高が高い)(2)大型タイヤ(タイヤの存在感を出す)(3)アイポイント(目線を高く)−と記載した「三種の神器」と呼ばれる紙を貼り付け、意識を徹底させたという。

     また、板井氏はデザインのテーマに、「サイズが小さくてもオーラがある英ローバー社時代の『MINI(ミニ)』のような存在感」を掲げた。部下には「あえて、(量販車市場で)ライバルになると感じている日産自動車の『キャシュカイ(日本名デュアリス)』には乗るな」と厳命。ポルシェ「カイエン」、レンジローバー「イヴォーク」、アウディ「Q5」など、海外メーカーの超高級SUVを意識させて開発に取り組ませた。

     一方、ヴェゼルは、フィット、シティと同じ車台を活用するなど多くの部品を共通採用した。社内で「3兄弟」といわれるのはこのためで、共通化率は、使用部品の約半分(金額ベース)に及んだ。部品によっては、メガサプライヤーと呼ばれる自動車部品の世界大手に設計開発もまかせ、自前主義にこだわる今までのホンダを否定するような方式を採用した。

     だが、板井氏は「デザイナーはすべて自前。必要なところに資源を投入すれば、いいクルマができる。なにも難しいことはなかった」と断言する。開発費用の使い方にメリハリをつけることで、ヴェゼルには、ホンダが海外で展開する高級車ブランド「アキュラ」などに使用する電子制御のパーキングブレーキや、スポーツカーの設計思想とされてきた独立したコックピットのような運転席といった破格の装備を次々と搭載できたからだ。高級車のお株を奪う装備の充実ぶりに、板井氏は「世界で一番売れるSUVになるかもしれない」と自信を隠さない。

     世界戦略車として、フィットとともに狙うのは、トヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」の牙城を奪うこと。「HVの新しい形としてプリウスからの乗り換えを促したい」(板井氏)と意気込む。(飯田耕司)


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