にゃんとかして! 東京都大田区の解体現場に大量置き去りネコ
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にゃんとかして! 東京都大田区の解体現場に大量置き去りネコ
産経新聞 12月4日(水)12時58分配信
東京都大田区大森西で、解体が決まったマンション敷地に多数の猫が集まり、区民から心配する声があがっている。退去したマンション住民が置き去りにした猫に、付近の猫が合流し、一時は30匹ほどになったという。近くに住む女性会社員が里親募集の看板を掲げて呼びかけ、20匹ほどに減少したが、解体工事が始まると散り散りになり、付近でゴミやフン害が発生することも懸念される。(昌林龍一)
猫が集まっているのは、京浜急行の梅屋敷駅西口を線路沿いに大森町駅方面へ約100メートルほどの5階建てマンション横の敷地。京急の高架工事に伴う立ち退きによるもので、9日からの解体工事に伴い、立ち入りできなくなる。
女性会社員や近所の住民によると、全てのマンション住人が退去した9月下旬から空き地に猫が集まりだした。マンションで10匹ほどの猫を飼育していた50代女性が猫を放置したまま連絡が取れなくなっているという。
女性会社員を含め付近の愛猫家3人が全ての猫に去勢手術を施し、6匹の里親になったが、まだ20匹ほどは里親が見つかっていない。現在は付近の猫が加わって、20匹ほどが通行人が置いたクッションの上で体を寄せ合い暖め合っている。
近くに住む男性(70)は「今は通行人らが餌を与えているようだが、解体工事が始まり、集まる場所を失った猫たちは食べていけるだろうか。フン害やゴミ袋を破って散乱させることも心配だ」と案ずる。
大田区保健所生活衛生課によると、動物愛護の観点から区では原則的に捕獲して殺処分することはしていない。担当者は「里親を捜すボランティア団体の支援があると望ましい」としている。
- 2013.12.05 Thursday
- ペット大好きペットニュース
- 08:54
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- by bmm37822